考察ノート / エルデンリング / 全体に関わる話

全体に関わる話

【エルデンリング考察】ストーリーの時系列まとめ!影の地から褪せ人の帰還まで、年表でわかりやすく解説

更新: 2026-10-06
荒れた狭間の地の向こうに、黄金樹が光を放ってそびえている
狭間の地と黄金樹 画像:ELDEN RING 公式サイトより ©Bandai Namco Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.
結論から言うと 有力な推理

エルデンリングの物語は、影の地でマリカが神になるところから始まり、黄金律の時代、巨人戦争、褪せ人の追放、ラダゴンの時代、陰謀の夜、エルデンリングの破砕、破砕戦争を経て、褪せ人の帰還へとつながります。大きな流れはテキストで追えますが、出来事の細かい前後関係はほとんど書かれておらず、推理で並べている部分も多くあります。

時系列の年表実線=テキストで前後関係がわかる / 点線=推理で並べた
  1. 一 影の地の時代 マリカは影の地の巫子の村にいた。巫子たちは角人にさらわれる
  2. 二 マリカが神になる 大いなる意志に見出され、エルデンリングを宿す
  3. 三 黄金律の始まり 運命の死が取り除かれ、マリケスがそれを封じる
  4. 四 影の地の粛清と封印 メスメルが角人を焼き、影の地は隠される
  5. 五 ゴッドフレイの時代 巨人戦争。滅びの火が封じられる
  6. 六 褪せ人の追放 ゴッドフレイと戦士たちが祝福を奪われ、狭間を去る
  7. 七 ラダゴンの時代 カーリアとの和睦。ラダゴンが二代目のエルデの王に
  8. 八 陰謀の夜 ゴッドウィンは魂だけ、ラニは肉体だけが死ぬ
  9. 九 エルデンリングの破砕 マリカがリングを砕き、黄金樹に囚われる
  10. 十 破砕戦争 デミゴッドたちが大ルーンを奪い合う。エオニアに朱い花が咲く
  11. 十一 褪せ人の帰還 祝福が戻り、まだ名も無き褪せ人が狭間に至る
デミゴッドの家系図マリカを中心に、四つの血筋に分けて整理

初代エルデの王との子

… ゴドリック 黄金の血筋の遠い子孫

同じ体を持つ二人。二代目のエルデの王の時代の子

カーリアでの子。のちにマリカの義理の子としてデミゴッドに

父は語られていない。DLCで明らかになった子

ラダゴンはマリカと同じ体を持つ「もう一人」。ラダーン、ライカード、ラニはラダゴンの子として、マリカの義理の子になった。

まず全体の流れは?

エルデンリングの物語を、大きな時代で区切るとこうなります。

時代何が起きたか詳しくは
1. 影の地の時代マリカは巫子の村の一人だったマリカの正体
2. マリカが神になる大いなる意志に選ばれ、エルデンリングを宿すマリカの正体
3. 黄金律の始まり死のルーンが取り除かれ、マリケスが封じる陰謀の夜の真相
4. 影の地の粛清と封印メスメルが角人を焼き、影の地は隠されるDLCストーリー解説
5. ゴッドフレイの時代巨人戦争。戦の王の時代主人公(褪せ人)の正体
6. 褪せ人の追放ゴッドフレイと戦士たちが祝福を奪われ、狭間を去る主人公(褪せ人)の正体
7. ラダゴンの時代カーリアとの戦争と和睦。ラダゴンが二代目のエルデの王にラダゴンの正体
8. 陰謀の夜ゴッドウィンとラニの肉体が死ぬ陰謀の夜の真相
9. エルデンリングの破砕マリカがエルデンリングを砕くマリカの正体
10. 破砕戦争デミゴッドたちが大ルーンを奪い合うゴーリーの正体
11. 褪せ人の帰還祝福が戻り、主人公が狭間に呼び戻される主人公(褪せ人)の正体

ここから、時代ごとに根拠のテキストを見ていきます。

1. マリカは神になる前、何をしていたの?

マリカは、狭間の外から来たとされる稀人の一族でした。

稀人は、かつて狭間の外からやってきた 女王マリカの同族であるという

—— 稀人のルーン

DLCで、その故郷が影の地の巫子の村だとわかりました。村の巫子たちは、影の地に住む角人にさらわれ、壺の儀式に使われていました。

女王マリカの秘めたる祈祷 優しいだけの、律無き黄金 マリカは故郷の村を黄金で包んだ 癒やすべき何者も、いないと知っていても

—— 小黄金樹

ここがすべての始まりです。

2. マリカはどうやって神になったの?

マリカは、神、つまり大いなる意志に見出されました。

刻印は、神に見出された者が 生涯の使命を与えられた証である

—— マリカの刻印

大いなる意志は狭間の地に獣を送り、それがエルデンリングになったとされています。

それは、大いなる意志の眷獣であり 律たる概念の具現であった

—— エルデの追憶

マリカはエルデンリングを宿す神となり、黄金律の時代が始まります。

3. 黄金律はどうやって始まったの?

黄金律は、死を取り除くことで始まりました。

黄金律は、運命の死を取り除くことで始まった

—— 死王子の修復ルーン

取り除かれた死、つまり死のルーンを封じたのが、マリカの影従マリケスです。

マリケスは、神人に与えられる影従の獣であった マリカは影従に、運命の死の封印たるを望み 後にそれを裏切ったのだ

—— 黒き剣の追憶

このときマリケスは、運命の死に仕えていた宵眼の女王と神肌の使徒たちを打ち破っています。

神狩りの黒炎を操る使徒たちは かつて、運命の死に仕えていたという しかし、黒き剣のマリケスに敗れ それを封印されてしまった

—— 神肌の使徒シリーズ

マリカは黄金律の始まりをこう宣言しました。

黄金律の探究を、ここに宣言する あるべき正しさを知ることが、我らの信仰を、祝福を強くする

—— マリカの言霊(小黄金樹教会)

4. 影の地はいつ隠されたの?

神になったマリカは、故郷の仇である角人への報復を、息子メスメルに命じました。

母の願い、粛清の聖戦のために メスメルは自らを恐怖の象徴とした

—— メスメルシリーズ(胴鎧)

そして影の地を、メスメルごと覆い隠します。

母は、その瞳を封印の祝福に入れ替え それでもなお、彼を影に隠した はじまりの罪と、忘れ得ぬ憎しみと共に

—— 串刺し公の追憶

粛清が先で、封印があと。この順番はテキストからわかります。ただし、これがゴッドフレイの時代のどのあたりにあたるのかは書かれていません。黄金律の始まりと巨人戦争のあいだに置いたのは、推理です。

5. ゴッドフレイの時代には何があったの?

マリカの最初の夫ゴッドフレイは、初代エルデの王として戦い続けました。その代表が巨人戦争です。

戦士たちよ。我が王、ゴッドフレイよ 導きに従い、よくここまで戦ってくれた あの頂に、巨人たちを打ち滅ぼし、火を封じよう

—— マリカの言霊(第一マリカ教会)

このとき封じられたのが、のちにメリナが黄金樹を焼くのに使う「滅びの火」です。

この時代には、ゴッドフレイとマリカの子どもたちも生まれています。黄金のゴッドウィン、そして角を持って生まれた忌み子のモーゴットとモーグです。

6. 褪せ人はいつ生まれたの?

戦う相手がいなくなったあと、マリカはゴッドフレイとその戦士たちから祝福を奪い、狭間の地から追放しました。

我が王よ、王の戦士たちよ。お前たちから、祝福を奪う そして、その瞳が色褪せたとき、狭間の地を追放する 外に戦を求め、生き、そして死ぬがよい

—— マリカの言霊(第三マリカ教会)

これが褪せ人の始まりです。マリカは同時に、いつか祝福を返すことも約束していました。

そして、お前たちが死した後、いつか奪ったものを返そう 狭間の地に戻り、戦い、赴くままにエルデンリングを掲げるがよい

—— マリカの言霊(巡礼教会)

7. ラダゴンはいつエルデの王になったの?

ラダゴンは、黄金樹の側の英雄としてカーリア王家と戦いました。戦争のあと、敵だった満月の女王レナラと結婚し、ラダーン、ライカード、ラニが生まれます。

カーリアにいたころのラダゴンが、魔術教授たちに強いたものがあります。

レナラの夫となったラダゴンが カーリアの魔術教授たちに強いたもの 我が事は、すべて秘匿と心得よ

—— 秘匿の仮面

その後ラダゴンはレナラのもとを去り、ゴッドフレイが去ったあとの王都で、マリカの二人目の夫になりました。

ラダーンは、レナラとラダゴンの子の一人である 彼らは、ラダゴンが女王マリカの王配となった時 外戚としてデミゴッドとなった

—— ラダーンの大ルーン

ラダゴンが「マリカの二番目の夫」であることは、ゴッドフレイの追放がこれより前だったことを示しています。ここは順番が確定している部分です。

マリカとラダゴンの間には、双子のミケラとマレニアが生まれました。

ミケラとマレニアは、唯一人の神の子供である 故に二人は神人であるが、その生は脆弱であり 一方は永遠に幼く、一方は腐敗を宿した

—— 腐敗の女神の追憶

そしてミケラ、マレニア、ラニの三人が、二本指に次の神の候補として選ばれます。

8. 陰謀の夜はいつ起きたの?

ラダゴンの時代の終わりに、陰謀の夜が起きます。ラニは自分の体を殺すために、死のルーンを盗みました。

死のルーンの一部を盗み、儀式により、それを神殺しの黒き刃となした すべて私が、やったことだ

—— ラニのセリフ

この夜、ゴッドウィンは魂だけが死に、ラニは肉体だけが死にました。

だが、デミゴッド最初の死者は二人あり 呪痕は2つの欠環となった

—— 死の呪痕

9. エルデンリングはいつ砕けたの?

陰謀の夜のあと、マリカはエルデンリングを砕きました。

女王マリカが、エルデンリングを砕こうとし ラダゴンが、それを修復しようとした得物

—— マリカの槌

マリカの半身であるラダゴンは、それを直そうとしました。

おお、ラダゴン、黄金律の犬よ お前はまだ、私ではない。まだ、神ではない さあ、共に砕けようぞ!我が半身よ!

—— マリカの言霊(女王の閨)

その罰として、マリカは黄金樹の中に囚われます。

10. 破砕戦争では何があったの?

砕けたエルデンリングの破片、大ルーンを手にしたデミゴッドたちが争ったのが破砕戦争です。

もっとも激しかったのが、マレニアとラダーンの戦いでした。ケイリッドのエオニアで、マレニアは朱い腐敗の花を咲かせます。

朱い花が咲く度に、マレニアは腐敗する それはもう二度咲いた 三度目に、きっと彼女は女神となる

—— 朱きエオニア

ゴーリーがミリセントを拾ったのは、このとき腐敗に沈んだエオニアの沼でした。

この戦争に勝者はいません。狭間の地は荒れ果て、大いなる意志にも見放されます。

ミケラが影の地へ向かったのも、この時代以降です。聖樹で眠っていたミケラの繭はモーグにさらわれ、ミケラ自身は体を捨てて影の地へ渡りました。

11. 褪せ人はいつ帰ってきたの?

そして、マリカの約束どおり、祝福が再びもたらされます。

…そして、失われた祝福はまた、もたらされる まだ名も無き、褪せ人の元に 霧の彼方に向かい、狭間の地に至り エルデンリングに見えよ そして、エルデの王となるがよい

—— オープニングのナレーション

ここからがゲーム本編です。主人公は狭間の地に戻り、デミゴッドたちを倒し、メリナと共に黄金樹を焼き、最後にエルデンリングの前に立ちます。そこから先の6つの結末は、エンディング6種類の比較にまとめています。

まだわからないこと

正直に書いておきます。

エルデンリングのテキストは、出来事の「順番」をほとんど語りません。この記事で順番が確定していると言えるのは、次のような部分だけです。

  • 黄金律は運命の死を取り除くことで始まった(死王子の修復ルーン)
  • ゴッドフレイが一人目、ラダゴンが二人目の夫(コリンのセリフなど)
  • 陰謀の夜でゴッドウィンが最初に死に、そのあとマリカがエルデンリングを砕いた(オープニングの流れ、マリカの槌)

メスメルの粛清がいつだったのか、メリナがいつ生まれたのか、トリーナがいつ現れたのか。こうした点は、まだ推理で並べるしかありません。新しい考察を書いたら、この年表も更新していきます。